コロナ禍での歯列矯正を考える
コロナ禍において、マスクは絶対的に欠かせない必需品となりました。
街中を歩いていると、マスクをしている女子は全員見事に可愛く見えます。
渋谷や新宿のような繁華街でナンパをしている男性の姿を見ると、
「マスクを取った後に口元が残念だったらどうするのだろう…」と思う日々です。
前回の記事で、「横顔美人」について少し述べさせて頂きました。
個人的な主観ですが、日本人の女性はアイメイクに力を入れる印象があります。
”目が大きい、二重であることが大切”という流行を、頻繁に拝見します。
しかし、例として美容大国である韓国人の女性を見ると、
鼻から口元にかけた造形美を大切にしているという印象があります。
一方、欧米では歯列矯正をすることは当たり前という社会環境であり、
一般的な家庭の子供も歯列矯正を行うため、日本人を疑問に思うとの事です。
私自身、幼少期から大幅に歯並びが悪いという訳ではなかったのですが、
睡眠時の食いしばりがあり、全体的な噛み合わせも良好ではありません。
そこで、いっその事、マスク生活が続いているコロナ禍の今の間に、
人形の様な綺麗にビッシリと揃った歯並びへ治療をしたいと思いました。
年明けから都内の審美歯科へ数件カウンセリングに訪れましたので、
その際に感じた事やレポートを今回は軽くお伝えさせて頂ければと思います。
ここ数ヶ月で男性も歯列矯正を検討している方が非常に多く、
性別に関わらず、少しでも矯正を検討されている方のお役に立てればと思います。
歯列矯正の種類
歯列矯正には、
・ワイヤー矯正
・裏側矯正
・マウスピース矯正
というものが一般的に存在しています。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、昔から頻繁に目にする表側へブラケットを装着した矯正方法です。
様々な種類の矯正方法の中では最も費用を抑えることが出来るというイメージです。
しかし、表側にブラケットを装着する為、どうしても装置が目立ってしまいますし、
当分慣れるまでは、装着による強い痛みが起こってしまうというリスクがあります。
裏側矯正
裏側矯正は、表側にブラケットを装着しているワイヤー矯正とは真逆で、
歯の裏側にワイヤーを通し、装置が目立たないように行う矯正方法です。
芸能人やインフルエンサーの方で裏側矯正を行なっている方を見かけますが、
裏側矯正は表側と比較して技術が必要であるため、費用が非常に高額です。
また、実際に裏側矯正の治療を行なっている方のレポートを読む限り、
慣れるまではどうしても発音が難しい、食事が困難であるとのことでした。
しかし、上記の表側・裏側のワイヤー矯正は、痛みや費用が伴ってしまう分、
困難な歯並びでも、強力な力でしっかりとした矯正が可能という印象があります。
また、矯正専門の歯科医師の先生に直接ワイヤー装置を装着してもらうため、
自分で日頃メンテナンスを行う必要がありませんし、気に掛ける必要もありません。
私が都内の矯正歯科へ数件カウンセリングに訪れた際、
やはり個々の歯並びや噛み合わせによって、推奨される矯正方法は異なるとの事でした。
冒頭で述べた通り、私自身は歯並びが非常に悪いという訳では無かった為、
マウスピース矯正という自らマウスピースを装着して行う矯正方法を勧められました。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、ワイヤーやブラケットの装着を行わず、
透明のマウスピースを自ら装着して歯列矯正を行うという矯正方法です。
矯正に関心がある方は”インビザライン”という言葉を耳にした事があるかと思います。
インビザラインのようなマウスピースメーカーが、デジタル技術を用います。
マウスピース矯正は、
☆痛みが少ない
☆透明のマウスピースである為、目立たない
☆取り外しが可能で食事や歯磨きにストレスがない
というメリットがある一方で、
★適応が限られている（難しい歯並びは適応外）
★自己管理が出来る人でないと治療は難しい
★装着に関して自ら気にかけることが出来る人でないと効果は×
という、少しだけ厄介なポイントも勿論備わってしまいます。
日頃のメンテナンスを怠ってしまう方には不向きな治療ですが、
マウスピースである為、目立たない治療という点は非常に魅力的ですよね。
どちらにしても、現在はコロナ禍である為マスクで口元が見えません。
ワイヤー関連の矯正治療でも、マウスピース治療でも丁度良いタイミングですよね。
歯列矯正を検討するにあたって
歯列矯正を行うにあたって、自分なりに何点か譲れない条件を用意していました。
また、この条件は個々の現在の歯列状態によって変わりますので、あくまでも参考です。
抜歯を行う矯正には抵抗がある
私は初めから「非抜歯」での矯正が希望でした。
カウンセリング用紙に抜歯希望か否かを記入する欄があります。
しかし、現在の歯列状況や個人の口腔内の状態で要抜歯もあるとの事です。
出来る事ならば、自分自身の健康な歯は抜かずに治療をしたい…と思っていました。
抜歯を行う矯正の際は、一度現在の健康な歯を数本抜いて、
抜歯後の空いているスペースへ、矯正器具を用いて歯を綺麗に敷き詰めるとの事です。
矯正装置は目立たないものが良い
コロナ禍でマスクを常に付けているとは言えど、目立たない矯正装置を希望していました。
カウンセリング前にも、裏側矯正かマウスピース矯正の二択で検討していました。
カウンセリング結果としては、
・裏側矯正でしっかりと装置を装着するまでの歯並びではない
・噛み合わせが特に悪い部分のみ、器具の装着を検討すれば良い
・マウスピース矯正の方が少し時間はかかるが、痛みを抑えることができる
という結果でしたので、マウスピース矯正を前向きに検討することにしました。
マウスピース矯正も裏側矯正も目立たない矯正方法ではありますが、
裏側矯正と比較して、痛みを抑えることが出来るという点が魅力的でした。
高額な費用は避けたい
歯列矯正＝高額というイメージが強くありました。
クリニックによって勿論価格は異なりますが、
表側のワイヤー矯正が最も低価格で、裏側が高額という印象でした。
マウスピース矯正はクリニックによってマチマチかな…
独自の支払い方法を導入しているクリニックは低価格なイメージでした◎
しかし、歯も骨の一部ですので、
低価格だからという理由でクリニックを決定すべきではありません。
クリニックの雰囲気、医師との相性、治療方法…
全てをしっかりと考慮した上で、プラスαとして費用は考慮すべきと感じました。
審美歯科へのカウンセリング
私自身が初めて歯列矯正のカウンセリングへ訪れた際、
最低3件は異なるクリニックへカウンセリングに行くべきというアドバイスを頂きました。
理由を聞いたところ、治療に必要な年数や費用はある程度似ているが、
治療を行う上での技術面や医師との相性が絶対に存在するとの事でした。
現在、自身では3件訪れていますが、やはり友人との情報共有をした上でも、
クリニックによって、独自の治療技術や矯正の考え方が数多く存在しているなと思いました。
また、親知らずを事前に抜かなければならないか否かに関しても、
担当される医師によっては、やはり考え方が大きく異なるなと思いました。
症例数もクリニックによって大きく変わってきますし…
どのような歯列矯正を得意としているかに関しても勿論違いがありますよね。
私がカウンセリングへ訪れたクリニックに関しては、
口コミとSNSの症例、前回の歯科医院で紹介された等の理由で決めていました。
今後、私の場合はマウスピース矯正を検討中ですが、
本格的に矯正を行うにあたって、クリニックのご紹介も是非したいと思います◎
如何でしたでしょうか？
現代では、男女問わず歯列矯正を行なっている方を多数見かけます。
”自分を美しく見せたい”と思うことはとても前向きな気持ちですし、
コロナ禍が続くであろう今のうちに、自分に対する投資をしておきたいです。
口元の造形美を整えることによって、印象が大きく変わります。
マスク生活である今だからこそ、歯列矯正は非常にオススメです◎
